申年のことわざ・格言で挨拶 運勢・宿命

申年の新年を迎えます。公私共に、2016年の申年が自分にとってどのような年なのか・・、また、どのようにしていきたいのか。この課題に決着をつけるのも、年末年始の重要な「仕事」でしょう。

その際の情報収集では、申年の運勢やことわざ・格言なども気になるところです。情報内容には、良し悪しや運不運もあることでしょう。しかし、進路への意向決定に際しては、どこまでも前向きにいきたいもの。

運勢は変わっていく、宿命は変えられる。占いにも仏教にも、その思想があるのです。

そして、課題に結論が出たら、年賀状や人前での新年の挨拶、また、新年の抱負にも反映していきましょう。

スポンサードリンク

2016年の申年はどんな年か【運勢か・・】

2016年(平成28年)は「申年」です。十二支に動物を当てはめると「申=猿」で申年(さるどし)。

ところで、今年の干支は「申」という言い方をしますが、これは、支(十二支)に十干(じっかん)が組み合わされたもので、十二支に「子、丑、寅、・・・」と12種類あるように、十干には「甲・乙・丙、・・・」と10種類あり、その組合わせは60種類。これが年々めぐっていくのです。

なので、2016年(平成28年)は、干支で言うと、『丙申(ひのえさる)』というのが正確な言い方となります。

この「丙申」の年、2016年は、1956年に次ぐ戦後2度目の丙申(ひのえさる)となります(申年は戦後6度目)。そして、丙申は『革命』の年であり、さまざまな場面・局面で、時代にうねりが生じて揉め事・争い事があると言われます。

筆者の私も2016年・申年の年男で、生まれて5度目の申年を迎えます。良く良く心して、新年を迎えたいと思います。

[関連記事]新年の挨拶では新年の抱負が語られますが、創価学会では、【新年の抱負 例文の共有と実践】という事実が鮮明です。

申年生まれの人の気性と運勢

申年生まれの人は進取の気性に富んでいると言われます。慣例や慣習に縛られることを嫌い、積極的に新しいものを取り入れていくタイプです。なので、頭の回転が速く、判断力にも優れていますが、利己的な考えに走りがち。軽はずみな言動で、人に良くないイメージを与えることもあるので要注意。とのことです。

ちなみに、2016年申年の運勢を簡潔にまとめると以下のとおり。

申年の総合運:思いきったイメージチェンジが吉。見た目の変更で人まで変わったような気分に。

申年の金運:自分磨きに支出したくなる年。魅力のアップに繋がるので惜しみすぎないこと。

申年の仕事運:仕事でミスが重なりがち。遊びやデートで集中力を低下させず堅実な姿勢をキープすること。

申年の恋愛運:希望通りの恋愛が展開し、片思いもが成就する可能性大。自分磨きに励んだ分恋愛に反映されていく。

申年のことわざや格言にはどのようなものがあるか

スポンサードリンク

「犬猿の仲」や「犬と猿」は有名で、言うまでも無く非常に仲が悪いことのたとえです。ところが、『犬猿も啻(ただ)ならず』ということわざがあります。「ただならず」とは、【それほどの程度どころではない】という意味。すなわち、『[犬と猿の悪い仲]どころではない程に非常に仲が悪い』という意味です。

「~もただならず」という使い方をします。上記は「より悪い」意味合いですが、例えば、「国民栄誉賞もただならず」とか「ノーベル賞もただならず」というと、もの凄く良いことになります。

こういった使い方を「申年」にちなんだスピーチで使うことも出来るでしょう。

その他、申(猿)に関することわざには「マイナスイメージ」のものが多く、挨拶などで使う場合は工夫が必要です。

・猿も木から落ちる:意味⇒木登りの得意な猿も時には落ちることが。その道の達人でも失敗することはある。

・猿の尻笑い:意味⇒自分のことを棚に上げ、他人を嘲笑うこと。

・意馬心猿:意味⇒心に様々な煩悩や欲望がうごめいて抑えがたい状況のこと。

・猿に烏帽子:意味⇒外見だけを取り繕り中身が伴わないこと。似つかわしくないことをするたとえ。

・沐猴(もっこう)にして冠す:意味⇒沐猴とは「猿の類」のことで、猿の分際で立派な外見を装う(冠す)ということ。外見は立派でも中身は愚か。また、地位にふさわしくない小人物をあざけって言うたとえ。

・猿猴 月を取る:意味⇒猿猴も猿の類。できないことをし、身の程知らずの望みを持って、却って失敗すること

マイナスイメージではないものに以下のようなことわざがあります。

・見ざる聞かざる言わざる:意味⇒往々にして人は、自分に都合の悪いことや相手の欠点を、批判をする為に、見たり聞いたり言ったりしがちである。しかし、それはしないほうがよいという戒めのことば。

・猿に絵馬:意味⇒取り合わせのよいもののたとえです。猿を神聖な存在とする信仰に由来します。

・百匹目の猿:意味⇒ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播すること。「シンクロニシティ」と似た現象ですね。

なお、「申年の格言」、あるいは「干支の格言」というと、株式相場に十二支をからめたものが有名です。こちらは、スピーチなどに使うには業界を選ぶようです。

関連記事:申年の運勢(2016年 丙申の運勢)

スポンサードリンク

各干支(十二支)ごとに抽出した運勢ランキング(576通りの中から)は以下です。

この記事(webページ)のカテゴリー:干支のことわざ 格言 と運勢 縁起