新年の抱負 例文の共有と実践

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一年の計は元旦にあり、と言いますが、決意や抱負を固めて出発する時期として、年初めが最適であることは誰もが認めるところだと思います。

この決意や抱負は、多くの会社で、仕事始めの朝礼や新年会の折に、「新年の抱負」・「新年の決意」といった内容で新年の挨拶に盛り込まれることが通例となっています。

新年の抱負や決意を述べる慣習は、「今年も頑張るぞ!」「今年も頑張ろう!」との奮起に形をもたせる(具体性をもたせる)上で不可欠と言えるでしょう。

ただ、頑張ろう!では、努力の方向が漠然としています。どこの会社も社業として、また、各担当部署の業務として、取り組む業務は決まっているので、その業務に関連した決意・抱負が望まれるとも言えるでしょう。

そして、年頭、人前での朝礼や新年会という挨拶の場でのスピーチが要求されることになるため、より良い挨拶内容にするため、挨拶に立つ人は、「新年の抱負の例文」や「新年の決意の例文」をネットや本などから参照して利用するという動きになって参ります。

新年の抱負で抱負と決意の違いは?

実際のところ、「新年の抱負」とは言っても「新年の決意」とはあまり言いません。これには、歴年の言い習わしが引き継がれているという向きもありますが、抱負と決意の違いに着目してみると、抱負の方に軍配があがると言えます。

決意とは、「目標の実現に頑張る!」ということであり、抱負とは、目標実現のために「こういう実践をしていく!」ということになります。なので、抱負には、単なる威勢の良い決意にはない具体性と真実味が込められていると言えるのです。

新年の抱負の例文を共有する創価学会

ここで、創価学会の会員諸氏における決意と抱負に着目してみたいと思います。

創価学会では、「信行学の実践」を根本としています。

信とは、自らが教義と本尊を信じることです。行には、自行と化他行の二つがあり、自行とは、経文の読誦と南無妙法蓮華経の題目を唱えることを根本に教義・指導どおりに実生活に取り組むことです。化他行とは、他の人にその教えを弘めることであり、自行と化他は一体でなければいけません。学とは、教義の法理を学ぶことであり、これによって根本となる信をより深めていくことになります。

会員諸氏は日頃より、池田SGI会長の指導を筆頭とする学会指導を共有し、共に実践に励んでおりますが、その根本には、日蓮大聖人の御書に説かれる「異体同心」の団結が最も重要であるというご指南が存在しています。

今般、年頭の学会指導が、大百蓮華1月号の巻頭言に掲載されました(著作:池田SGI会長)。

会員諸氏は、この指導内容の実践を「新年の抱負」として共有し、活動に邁進していきます。また、折りある毎に皆で声を出して読み合い、心肝に染めて参ります。まさに、「新年の抱負の例文」を共有することで、決意を常に新たにして前進していくことになるのです。

筆者が感銘を受けた巻頭言の一部概要は以下のとおりです。

「法華経の行者の祈りのかな(叶)はぬ事は あるべからず」との御書を引かれ、『「法華経の行者の祈り」とは、「誓願」の祈りである。自らが「人間革命」を誓い、「宿命転換」を誓う。「自他共の幸福」を誓い、「立正安国」を誓う。そして、その成就(じょうじゅ)のために師子王の心で戦うのだ』と具体的に教示。『創立の父・牧口常三郎先生は、自分だけの利益を願う「信者」であってはならないと戒(いまし)められた』と重ねて釘をさされ、『いかなる試練も「風の前の塵(ちり)」と吹ふき飛とばして、今年も勝ち進もう!』と呼びかけられています。

巻頭言の指導は以下です。

誓いし願やぶるべからず こそ 法華経の行者の祈り

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