若狭勝衆院議員が日本ファーストの会立上げと輝照塾で候補者集め

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若狭 勝(わかさ まさる)衆院議員(衆院東京選挙区:10区)が、今後の国政選挙をにらんで、ついに政治団体として『日本ファーストの会』を立ち上げ、その代表に就任したことが明らかになりました。

また、日本ファーストの会からの国政選挙への立候補者を集める目的から、『輝照塾(きしょうじゅく)』という政治塾を開講。来月9月16日に予定される第1回の政治塾では、都民ファーストの会代表の小池都知事が講師を務めるそうですが、都政に専念する立場から当面、日本ファーストの会の役職に就かない方針とのこと。

あきらかに小池都知事と連携して国政選挙への布陣を敷いた「若狭勝衆院議員」。若狭議員とはどのような人なのでしょうか。また、国政選挙(衆議院議員総選挙)の時期はいつ頃が予想されるのでしょうか。

若狭勝衆院議員とはどのような人か

現・衆議院議員をつとめる若狭勝(わかさまさる)氏は、元来、法律の専門家です。東京地検の検事を皮切りに、司法研修所では検察教官と司法試験考査委員をつとめています。やがて、東京地検の筆頭・特捜部副部長を経て、東京地検検事・公安部長に就任。弁護士登録を経て、政界に進出を果たしています。

  • 平成26年12月:第47回衆議院選挙 比例東京ブロック当選
  • 平成28年10月:衆議院議員補欠選挙(東京都第10区)当選(★現在)

若狭勝衆院議員は自民党に離党届を提出している

若狭勝衆院議員は、本年2017年5月31日付で、自由民主党に「離党届」を提出しています。

離党届提出の理由は、来る7月の都議選で地域政党「都民ファーストの会」を応援するためであり、自民党の都議会連盟と真っ向から対立する立場になることから。

当初。若狭議員は「離党届」ではなく、「進退伺」を提出しています。ところが、自民党内から「進退伺」というあいまいな形に対して、卑怯だ、ごまかしている』、との指摘を受けたとのこと。これらを受けて、総合的に判断し、「離党届」提出に踏み切ったと述べています。

若狭議が提出した「離党届」は、自民党はこれをすぐには受理していませんでしたが、東京都都議会銀選挙で都民ファーストの会が圧勝、自民党が大敗を喫した翌日の「7月3日」に受理しています。

2017年7月3日付けで「離党届」を受理したメンバーは、若狭議員のほかに、小池都知事と保坂三蔵・元参院議員(保坂氏の長男は都民ファースト公認で都議選に立候補)。

若狭議員は年内に「都民ファースト」の国政進出(新党立ち上げ)に言及している

本年7月の都議選における「都民ファーストの会」の圧勝後、若狭議員は某テレビ番組で、「都民ファースト」の国政進出(新党立ち上げ)について言及しています。

都議選の結果、圧倒的第1党となった都民ファーストの会。その国政進出については、国政政党を年内(2017年)に設立することは「十分に考えられる」と述べると共に、「小池百合子知事がすぐに先頭に立って新党設立に動くことはないと思う」などとコメント。

そして、「今後、国政新党がつくられていくというのは、ある意味、自然な流れだ」としつつ、国政上の重大な変革について次のように述べています。

「いずれにせよ2大政党制でやるべきだというのが私のそもそもの考え」と述べ、2大政党制を模索していく考えであることを明かしています。

ここで言う2大政党とは、自由民主党と国民ファーストの会であることは明らか。国民ファーストの会が第1党となれば、小池氏が総理に・・ということも現実味を帯びてきます。

若狭勝氏、「都民ファースト」年内に国政進出との見方 TVキャスター「新党つくれる」と国会議員名を列挙

衆議院議員総選挙の実施はいつ?年内(2017年から2018年初頭)か

次回の衆議院議員選挙(総選挙)の行方については、昨年来、様々な憶測がありましたが、要は、安倍総理大臣の「解散」宣言がいつか、ということです。

具体的には、与党自民党が勝利できるタイミングでの解散宣言がいつか、ということになります。

都議選2017の歴史的大敗のみならず、内閣及び首相個人に関するマイナス要因の惹起が連続して、党の立て直しにも苦慮する自民党。

そして、ここに来て、「国民ファーストの会」の立ち上げという脅威となる存在の台頭。無為な「解散」引き伸ばしはかえって外部勢力の台頭を助長させることになりそうです。

現在、2017年解散、2018年初頭に総選挙、との憶測があります。このへんの事情については、以下の記事をご参照下さい。

衆院選 次回はいつ?予想は2017年内解散で2018年総選挙?

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