公明党【都議選2017】超重点区7選挙区の情勢と候補者一覧

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都議会公明党は、本年、2017年の都議会議員選挙に、都内21選挙区から23名の立候補者(予定者)を輩出した。

都議会に限らず、各地方選挙や国政選挙においても、公明党は毎回勝利を重ねているが、それはあくまでも結果である。その結果に至るまで、党支援者・支持者による「総力」を挙げての押し上げがいかに献身的かつ強力なものであったか。

その総力の結集なくしてありえない勝利であり、それは今後も同様である。

今また、公明党は「都議選2017」を迎え、予想を覆す厳しい状況の中で、6月23日の都議選告示まで、あと1カ月を切った状況に立たされている(2017-05-25現在)。

2017年の東京都都議会議員選挙の告示は「6月23日」。投票日は「7月2日」である。

今都議選に臨み、都議会公明党は状況分析の結果、候補を擁立した21選挙区の中から、支援結集の必要性のある、7つの「重点区」と7つの「超重点区」を指定している。

以下、まずは、選挙区の情勢等について述べることとする。

緊急情勢⇒ 都議選 公明党候補の最新情勢(重大局面)

都議選の超重点区7選挙区はかつてない激戦必至

共産党は、前回の選挙で議席数を8議席から17議席に倍増させた。離党が止まらない「民進党」の支持層を取り込むと共に、政権批判層の受け皿としても支持を伸ばしている。公明党と競り合う選挙が多く、なりふり構わぬ激しい公明批判と実績の横取りを繰り返している。

自民党は、「都民ファーストの会」を率いる小池知事との対立姿勢を鮮明にしていることはご存知のとおり。党幹部や国会議員がテコ入れに入るという「異例の態勢」。党の総力を挙げて都議選に臨んでいる。政党支持率でも他を引き離している情勢。

問題は小池知事(都民ファーストの会)陣営の変遷。

「都議会公明党」は昨年末に、今都議選では自民党と決別。小池氏の改革路線と歩調を合わせて出発した。

「都民ファーストの会」と都議会公明党とは、「東京改革」の政策合意も取り決め、小池都知事からは「都政の頭脳として公明党に期待・・」との応援メッセージも頂戴し、選挙協力の話も浮上。

ところが、本年2月5日の千代田区長選で、小池氏支援の現職が圧勝。小池氏の対都議選の姿勢が俄かに強気のものに変貌を遂げた。

当初40人規模であった擁立目標を、定数127の単独過半数が狙える「64人以上」に上方修正。公明党が超重点区とする7選挙区の内、「目黒・豊島・北・足立」の4区に候補者を擁立こととなった。

都議会公明党の全23予定候補は、都民ファースト会の推薦は受けているが、政策合意と選挙とは「全く別物」というのが実態である。

「劇場型選挙」と呼ばれる様相の中、かつてない「高投票率」は火を見るより明らか。

以上の情勢の中で、都議会公明23氏(特に超重点区の8氏)は、このままでは埋没も必至という厳しい状況に置かれている。

公明党【都議選2017】の全立候補予定者23名の概要一覧

2017年の東京都議会議員選挙における都議会【公明党】からの立候補予定者(確定:2017-05-23現在)は以下のとおり。

東京23区の内、21選挙区から23名の候補を擁立している。

※ 一覧では、選挙区に続き( )内が立候補者名となっている。

このうち、【北多摩3区・目黒区・中野区・北区・足立区・荒川区・豊島区】の7選挙区(8名擁立:足立区で2名)が、『超重点区』に指定されている。

また、【町田市・大田区・墨田区・江東区・品川区・北多摩1区・新宿区】の7選挙区(8名擁立:大田区で2名)が、『重点区』指定である。

  1. 北多摩3区(中島よしお)
  2. 目黒区(斉藤やすひろ)
  3. 中野区(高倉良生)
  4. 北区(大松あきら)
  5. 足立区(中山信行)
  6. 足立区(うすい浩一)
  7. 荒川区(けいの信一)
  8. 豊島区(長橋けい一)
  9. 町田市(こいそ善彦)
  10. 大田区(遠藤守)
  11. 大田区(藤井一)
  12. 墨田区(加藤まさゆき)
  13. 江東区(細田いさむ)
  14. 品川区(伊藤こういち)
  15. 北多摩1区(谷村たかひこ)
  16. 新宿区(古城まさお)
  17. 世田谷区(栗林のり子)
  18. 杉並区(まつば多美子)
  19. 練馬区(小林けんじ)
  20. 板橋区(たちばな正剛)
  21. 葛飾区(のがみ純子)
  22. 江戸川区(上野和彦)
  23. 八王子市(東村くにひろ)

公明党【都議選2017】の立候補23名の各関連情報一覧

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公明党の2017年 都議会議員選挙における全立候補者23名の各関連情報は以下のとおりです。

選挙区と氏名ほかを「超重点区(激戦区)」から列記しています。

北多摩3区(定数3)|中島 よしお(なかじま よしお)【現】

※ 北多摩3区:調布市・狛江(こまえ)市。

党中央幹事、同都本部代表代行。東京都立大学卒。66歳。

「中島 よしお」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む 中島 よしお

2017年都議選挙 北多摩3区予定候補者(公明 中島よしお)と他党情勢

目黒区(定数3)|斉藤 やすひろ(さいとう やすひろ)【現】

党都本部広報宣伝局長。慶応義塾大学卒。53歳。

「斉藤 やすひろ」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む 斉藤 やすひろ

2017年都議選挙 目黒区予定候補者(公明 斉藤やすひろ)と他党情勢

中野区(定数3)|高倉 良生(たかくら りょうせい)【現】

党都本部議会局長。創価大学卒。59歳。

「高倉 良生」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む 高倉 良生

2017年都議選挙 中野区予定候補者(公明 高倉良生)と他党情勢

北区(定数3)|大松 あきら(おおまつ あきら)【現】

党都本部議会局次長。大阪大学卒。55歳。

「大松 あきら」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む 大松 あきら

2017年都議選挙 北区予定候補者(公明 大松あきら)と他党情勢

足立区(定数6)|中山 信行(なかやま のぶゆき)【現】

党都本部団体渉外委員長。創価大学大学院修了。58歳。

「中山 信行」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む 中山 信行

2017年都議選挙 足立区予定候補者(公明 中山信行)と他党情勢

足立区(定数6)|うすい 浩一(うすい こういち)【新】

足立区議会議員。党都本部中小企業局次長。富士短期大学2部卒。56歳。

「うすい 浩一」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む うすい 浩一

2017年都議選挙 足立区予定候補者(公明 うすい浩一)と他党情勢

荒川区(定数2)|けいの 信一(けいの しんいち)【新】

国会議員秘書。党都本部青年局次長。白鴎大学卒。40歳。

「けいの 信一」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む けいの 信一

2017年都議選挙 荒川区予定候補者(公明 けいの信一)と他党情勢

豊島区(定数3)|長橋 けい一(ながはし けいいち)【現】

党都本部幹事長。都議会議員団副団長。創価大学卒。59歳。

「長橋 けい一」のプロフィール

超重点区(激戦区)に挑む 長橋 けい一

2017年都議選挙 豊島区予定候補者(公明 長橋けい一)と他党情勢

激戦区(超重点区)以外の選挙区と候補者名

町田市(定数4)|こいそ 善彦(こいそ よしひこ)【現】
党都本部副代表。創価大学卒。61歳。

大田区(定数8)|遠藤 守(えんどう まもる)【現】
党都本部都民運動局長。明治大学大学院修了。49歳。

大田区(定数8)|藤井 一(ふじい はじめ)【現】
党都本部幹事会会長。都監査委員。都議会副議長など歴任。都議6期。創価大学卒。63歳。

墨田区(定数3)|加藤 まさゆき(かとう まさゆき)【現】
党都本部中小企業局長。創価大学卒。52歳。

江東区(定数4)|細田 いさむ(ほそだ いさむ)【新】
江東区議会議員。党都本部政策局次長。創価大学卒。55歳。

品川区(定数4)|伊藤 こういち(いとう こういち)【現】
党都本部労働局長。関東短期大学卒。55歳。

北多摩1区(定数3)|谷村 たかひこ(たにむら たかひこ)【現】
※ 北多摩1区:東村山市・東大和市・武蔵村山市。 党都本部政策局長。創価大学卒。53歳。

新宿区(定数4)|古城 まさお(こじょう まさお)【新】
党職員。党都本部広報宣伝局次長。日本大学法科大学院修了。36歳。

世田谷区(定数8)|栗林 のり子(くりばやし のりこ)【現】
党都本部副幹事長。東京立正短期大学卒。62歳。

杉並区(定数6)|まつば 多美子(まつば たみこ)【現】
党中央幹事、都本部女性局長。創価大学卒。53歳。

練馬区(定数6)|小林 けんじ(こばやし けんじ)【現】
党都本部青年局長。創価大学卒。46歳。

板橋区(定数5)|たちばな 正剛(たちばな せいごう)【現】
党都本部副幹事長。都議会政務調査会長。創価大学卒。63歳。

葛飾区(定数4)|のがみ 純子(のがみ じゅんこ)【現】
党都本部規律委員長。山口大学卒。63歳。

江戸川区(定数5)|上野 和彦(うえの かずひこ)【現】
党都本部団体局長。千葉工業大学卒。64歳。

八王子市(定数5)|東村 くにひろ(ひがしむら くにひろ)【現】
党都本部幹事長代行。都議会幹事長。創価大学卒。54歳。

以上。

緊急情勢⇒ 都議選 公明党候補の最新情勢(重大局面)

公明党が都議選で落選の過去・・繰り返すな!

今回、2017年の都議会議員選挙で懸念されるのは、必然的に予想される『高い投票率』である。

過去、高投票率であった1989年(平成元年)の都議選で、公明党は、渋谷区と目黒区で僅差の惜敗に甘んじている・・。渋谷区ではわずか13票差による落選であり、目黒区では1,038票差であった。

現在の情勢のままでは、再びの「落選」も必至であり、二度と同じ轍を踏まぬ為には、総力挙げての押し上げが急務である。

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